Py

紙とペン

いつだったか
紙とペンをもっている自分を誇りに思っていたことがあった
数式をたった数行で記述して答えを出すこともあった
暗算が得意だった
テストの時もみんなの半分の時間で解答出来たから、なんども見直しが出来た
お陰で計算ミスで原点されたことは全然なかった


俺は誇りに思ってた
俺は紙とペンと、そしてそれを握るこの右の手が
大好きだったんだ