さようなら京都::「帰りのとき雨が降るのは、その土地の神様が別れを惜しんで泣いているから」
先輩から言われた一言
「帰りのとき雨が降るのは、その土地の神様が別れを惜しんで泣いているから」
俺が京都を去るとき雨は降ってなかった
でも、これはきっと俺がこの地にまた来るということ
一生の別れでない、すぐまた会える
っていうことだと思う。
先輩にこれを聞いていなかったとして、そして雨が降っていたら
今とはまったく逆のことを考えていただろう
先輩の優しさを感じて京都を去ることができて本当によかったと思う。